ふるさと納税制度が始まって11年。すっかり定着してきたこの事業、昨年度の寄附額は5127億円と一昨年の1.5倍まで拡大しています(平成30年度、総務省調査)。
ですが、一方で寄附をしたことがないという人もまだまだいます。ふるさと納税の市場規模は最大で約2兆円ともいわれており、伸びしろのある事業であることには変わりありません。制度の法制化もあり、事業として成熟期に入ったふるさと納税制度の中で、次に目を向けるのはこの「まだ寄附をしたことがない層」になってきます。
そこで、私たち「まいぷれ」では受託している地域を横断した返礼品特集を企画。二つのテーマで記事を作成、公開しました。今回は「なぜこの特集が実現したか」、そして「どのように発信しているのか」、最後に「どのような記事か」をお伝えします。
1.なぜこの特集が実現したか~地元を回る「まいぷれ」の体制~
今回の特集は複数地域の返礼品を取り上げてそれを共通のテーマでまとめ、ふるさと納税になれていない方にも返礼品の魅力を届けることを目的として作成しています。これは「まいぷれ」が持つ体制があるからこそ実現できたことです。
「まいぷれ」は地域情報を取り扱うプラットフォームとして2000年に誕生。「地元の情報を知るのは地元で暮らす/働く人たちである」というポリシーのもと全国128社(2019年11月1日現在)と契約し、共同で「まいぷれ」事業を運営しています。
この連携体制をふるさと納税の支援業務にも活用しています。全国各地で情報発信を行ってきた「まいぷれ」のノウハウを活用することで返礼品・事業者の魅力を最大限引き出し発信しています。
この
・取材と発信ができる地元体制
・全国の返礼品の情報を集約している本部機能
が今回の地域横断型特集を作る土台になっています。
2.どのように発信しているのか~全国で展開する地域情報サイトとしての「まいぷれ」~

作成した特集記事は、私たちが運営している地域情報サイト「まいぷれ」で公開しています。
「まいぷれ」は地域の情報を地域の方に届けることを目的とした、地域情報のポータルサイトです。
このWebサイトは生活圏単位で地域の情報を発信しており、全国で269版が運営されています。
全国閲覧数 7,329,082 ページビュー
全国ユーザー数 2,648,890 ユーザー
(2019年10月時点)
各版で地域のお店の情報やイベント情報、行政情報から読み物系のコンテンツまで硬軟自在な内容を地域の方々にお届けしていて、中でもふるさと納税受託地域の版では返礼品や事業者の紹介を行っています。
このように、全国各地で利用いただいている媒体のネットワークを活用し、各地域の読者に全く違う地域の返礼品紹介を届けることができる、というのが今回の特集のキモになっています。
3.どのような記事か~全国の「まいぷれ編集部」のおすすめをご紹介~

今回の特集は全国の「まいぷれ編集部」が取材・撮影まで行ってきた返礼品の中から、イチオシの返礼品をピックアップ。
さらにふるさと納税制度そのものの説明も書いており、「ふるさと納税ってよくわからない」という方々にも興味を持ってもらえるような記事にしています。
現在続々と記事が公開されていて、その中から今回は2本をご紹介します。
どちらも各自治体から1品ずつ、計19自治体の返礼品を紹介しています。
普段からメディアの運営を行っている「まいぷれ」だからこその視点・切り口で、一般の方々にも興味を持ってもらえるテーマを選定。また、SEOを配慮したタイトルや本文中のキーワード選びで、ページを作成しています。
まいぷれユーザーのみならず検索でも読者流入を図り、ふるさと納税未経験の新規層開拓につなげていきます。
今回は「まいぷれ」だからこそできる返礼品PRとして、地域横断型特集をご紹介しました。返礼品の開拓と合わせてこれからもさらに特集記事を更新、新規寄附者を獲得していきます。